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【育児あるある】子どもの習い事の決め方

「三つ子の魂百まで」と昔の人はよく言ったもので、

3歳までは親の愛情をたっぷりと浴び、3歳を過ぎたら専門家の指導を受ける。そうすると、子どもの才能はプロの領域まで伸びると聞きました。

我が家の娘は少し遅く6歳からバレエを習わせましたが、

演劇を目指している現段階では体作りやダンスの基礎の部分では大いに武器になっていて、バレエの経験が彼女の進路にとても重要な部分を担っています。

このように、バレエの毎月の月謝は我が家にとってかなりのウェイトではありましたが、早い段階で習い事を始めて、しっかりとした成果を上げてもらえれば、本人も親もがんばった甲斐があるというものです。

しかし、

いざ習い事を選ぶとなると言語学習がいいのか、スポーツなのか、芸術なのか。

我が子には何が向いていて、どんな先生に教えてもらったらいいのか選ぶのは本当に至難の技で、全ての人がベストな選択ができるというのは確率の面から見ても、とても難しいことだと思います。

(同じ先生でも人間ですから、時期、年齢によってもパフォーマンスは変わります。なので我が子と相性のいい、完璧な指導者に出会えるという事はそう無い…と思っていた方が気は楽です。)

「では選ぶのも大変だし、うちはもう少し大きくなったら子ども自身に選ばせるわ。」というのはさらにもったいないことです。

というのは、大人と違い子どもが小さいうちの経験はシナプスという脳の電気回路が繋がるということであり、その一度繋がった軌跡は一生ものになるそうです。

ですから、英語でも、野球でも、ダンスでも、

ジャンルは問わず、子どものうちに一度はやらせておくと、大人になってからまた始めた時、大人初心者よりは体や脳がよく動くとういうことになるのです。

実は、私もこんな経験あります。

近所のスポーツスタジオにバレエの単発のレッスンに行った時のこと。みんな似たり寄ったりのなんちゃってバレエの中、一人だけクルクル綺麗に回る30代位の女性。聞くと、「子どもの頃、3年だけやってたんですー。」との事。どうして、私の母は私を無理矢理にでもバレエ教室に通わせてくれなかったんだろう、と親を恨んだ瞬間でもありました。

ですから続けさせることを目標とせず、

「シナプスを繋げるためだけ」と思って習い事をさせる

ということで検討してみてください。

間違っても、「お前は飽きっぽくて何も続かないねー!」なんていう

呪いの言葉を子どもに投げないでくださいね。

(そういう呪いの言葉のパワーは強く、子どもは投げた言葉の通り育ちますから、

言った通りの飽きっぽくて何も続かない人間に育ってしまいます。)

そうして、手当たり次第のチャレンジの中で、本当に続けたいもの、好きなもの、習いたい先生が見つかったらめっけもの!

“習い事は好きを見つけるための試金石”と割り切って、できれば9歳までを目安に色々やらせて、自分の好きを見つけさせてみてはどうでしょうか。

末っ子のピアノの発表会

(具体的な習い事のオススメは

またの機会にお話しします!)

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