「 妖怪 ハヤクネロ」
「ハヤクゥ〜ネロ、ハヤクゥ〜 ネロォ〜 」 少し前、我が家の近所には「 妖怪 ハヤクネロ」が現れた。 直接見た者はないが、その姿は全身真っ黒で暗闇では目が赤く光るという。 ラーメンを作る屋台の車に乗って夜9時頃に現れる。ひずんだ笛の音が遠くから近づいてきたと思うと、夜、寝ない子どもの家の横に止める。そして、“寸胴”と呼ばれる大きなナベに捕まえた子どもを放り込む。 寸胴に入らない大人は捕まえない。小さくて、柔らかい子どもが好物。 「 妖怪 ハヤクネロ」に捕まらない方法はただ一つ。布団の上で、掛け布団(タオルケット可)をかけて、目をつぶる事だけ。 お母さん達も助けてあげられない、とても恐ろしい妖怪なのだ。 (写真はイメージ) そう。 もうおわかりだと思うが「 妖怪 ハヤクネロ」の正体は屋台のラーメン屋さん。 「ハヤクゥ〜 ネロ〜 」の声は “チャルメラ” のメロディー。 そんな善良な夜の小売店のおかげで、私は3人の子ども達の寝かしつけで手を焼いたことがない。 「あぁ〜大変、そろそろ『ハヤクネロ』が来ちゃうかも…。」 と深刻そうに言うと、中学校の修学旅


オタクか?プロか? ターニングポイントは『入力と出力のバランス』
現在高校二年生の娘が、今、ある大手劇団にどっぷりはまっていて、寝ても冷めてもミュージカル三昧! 部活のため、何ヶ月先のチケット購入ができないので、学校が休みの日は当日券を求めて朝から並んで観劇。さらには新作CDを購入したりyou-tubeの動画や、舞台のDVDを借りてきて日々、繰り返し視聴している。 もともとのご贔屓の俳優さんへの尊敬の念も強まり、最近ではファンレターを送ったり、インスタ(グラム)などのSNSでチェックしてその姿を追い続けたりとそのハマりぶりは親として面白がりながらも、時々苦笑い…。 「私、絶対にこの劇団に入る!』 好きなものにどっぷりと浸かる対象と出会える事はとてもラッキーな事だし、そういう何かにハマる時期があるというのは成長段階においても、人生を楽しむ上でもとても大切だと思う。 ただ、『劇団に入る情熱が失せてしまったら、ただのオタクになっちゃう?』と、ちょっと心配が頭をかすめることもある。 入団するもしないも、どちらも好きのパワーや情熱は変わらないのかもしれないが、“オタク” と “プロになること” は、何が違うのだろうか。


【育児あるある】子どもの習い事の決め方
「三つ子の魂百まで」と昔の人はよく言ったもので、 3歳までは親の愛情をたっぷりと浴び、3歳を過ぎたら専門家の指導を受ける。そうすると、子どもの才能はプロの領域まで伸びると聞きました。 我が家の娘は少し遅く6歳からバレエを習わせましたが、 演劇を目指している現段階では体作りやダンスの基礎の部分では大いに武器になっていて、バレエの経験が彼女の進路にとても重要な部分を担っています。 このように、バレエの毎月の月謝は我が家にとってかなりのウェイトではありましたが、早い段階で習い事を始めて、しっかりとした成果を上げてもらえれば、本人も親もがんばった甲斐があるというものです。 しかし、 いざ習い事を選ぶとなると言語学習がいいのか、スポーツなのか、芸術なのか。 我が子には何が向いていて、どんな先生に教えてもらったらいいのか選ぶのは本当に至難の技で、全ての人がベストな選択ができるというのは確率の面から見ても、とても難しいことだと思います。 (同じ先生でも人間ですから、時期、年齢によってもパフォーマンスは変わります。なので我が子と相性のいい、完璧な指導者に出会える


【室内DIY】勝手に閉まる手作り自動ドア!
我が家の子どもがまだ小さかった15年位前、 「エアコンをつけているから扉を閉めてー!」 と言ってもできる訳はないので、DIYデ自動ドアを考案しました。 電気代節約&子育ての小さなイライラ解消になりますよ! 【 材 料 】
テグス(半透明の丈夫な糸)、 フック画びょう、 普通の平たい画びょう、 オモリになるもの(ぬいぐるみ等) 【セッティング方法】
①ドアノブ上の扉の天の部分に普通の画びょうを刺し、二重にしたテグスを引っ掛ける
②出口側の壁に、画びょうフックを扉の天より少し低めにつける
③テグスに適当なオモリ(ぬいぐるみだとより安全)をつけ、長さを調整する。 ※開けっ放しにする時は常設の扉の固定器具を使用します。 なんと、これは今でも現役で使われています。 特に子どもが中高生の思春期だった頃には予想以上に役立ちました。 何せ、感情のままに「バタン」と閉めようとするとテグスが外れてしまうのは本人たちもよく分かっているので、感覚的に乱暴にできません。 それはこの仕掛けを作るときには思ってもみない効用でした(笑) ぜひ、どの年代の子育てでもお試し


「幼稚園に入ったらす〜ぐに高校生になるわよぉ!」
「幼稚園に入ったらすぐに高校生になるわよ!」 幼稚園入園の時に、先輩ママに言われた言葉が今でも忘れられません。 子育てをしていると日々実感するのですが、赤ちゃんはあっという間に子どもになります。そして、小学生はあっという間にニキビ面になります。 と同時に言葉数や表情が減り、何を考えているのかわからなくなります。(ここが思春期育児の大変さのポイントなのですが。) 子育てはいつまで という定義は人それぞれ、条件によっても異なるのでしょうが、「志学」(「論語」の「十有五にして学に志す」による。)を目安にするとひとまず、自分でご飯の準備ができて、自分の将来を考えられる年齢ということで、義務教育までの15年間を子育てピークの一区切りと考える事ができそうです。 その子育てピークの15年間、親としてどう考え、どう行動していくのか、赤ちゃんの間の初めの3年間にしっかり固め、体得しておくことは親として、人生の先輩として、その存在の本領発揮の時期である思春期に備える為にもとても大事です。(ここをしっかり超えられるかどうかはその子のその後の人生においてもとても重要です

