【良い接客の共通点とは?】〜四季劇場スタッフ、上海ディズニーキャストの笑顔の対応から考える〜
本日は大好きな劇団四季の「ノートルダムの鐘」観劇! 東京公演千秋楽3日前という貴重な日程もあり、始まる前からドキドキワクワク!
舞台はたいへん素晴らしく、ストーリーも、演出も、セットも、衣装も、照明も、役者さんの演技も、歌も、ダンスも、どれも完成された完璧なモノだった。 そんなこんなで公演中の私は終始号泣、嗚咽…。 幕が閉じて(実際にどん帳はないが)しばらく立ち上がれないほどだったのだが、本日は貸切公演のため保護者優先で退出を促されフラフラと退場。 夢見心地のまま歩いていたが、駅までの道で私の携帯が鳴った。 ☆:「もしもし」 私:「あっっっ! …私、オペラグラス返すの忘れましたねっ!」 ☆:「えぇ。 補償金の返却もございますので…」 私:「すっ、すぐ戻ります!すいませんっっ!」 先方の話も終わらないままずんずんと会場に戻った。会場の前まで来ると電話の主が建物の入口より随分と前の方で笑顔で待っていてくれた。 私:「すみません!興奮して返すの忘れちゃいましたっっ!」 ☆:「お戻りくださいましてありがとうございました。こちら補償金のご返却です。(ニ


【お小言を言わずに子どもに注意する方法】〜子育ては自己&洗濯との戦い〜
子どもが小さいうちの洗濯はうんちオシッコはもちろん、よだれ、食べこぼし、砂遊び、寝汗の量も多くてお昼寝をしただけでビショビショ…と、とにかく洗濯の回数は多い。 幼稚園、小学生になると何をしてくるのやら…泥、絵の具、習字と落ちない汚れをつけて帰ってくる。加えて、週末には体操着。兄弟で代わる代わる持って帰ってくる給食当番の白衣。 洗濯ネットに入れたり、入念な下洗いをしたりしていざ洗濯機を回しても、油断したころ投下される『ポケットに仕込まれたティッシュ爆弾の爆発!』…その威力はその日一日のこちらのメンタルをすべて持って行くほどだ。 中高生になると、汚れの内容も変わってくる。 学校から帰ってきた途端にわかる『臭い!!』。 スポーツバックに2〜3日熟成された日には、爆弾処理班を呼びたいくらいだ。 そんなこんなで、ようやく子どもたちも大人に近づいてきて最近は自分で洗濯をしてくれる機会も増え、やれやれと思っていた矢先。 昨日、洗濯を回したのだが排水がされずに“洗い”で止まっていた。 原因はわかっていた。 何かがホースに詰まっている。 ホースを外し、針金で洗濯機


「ディズニーランドは永遠に完成しない!」子どもとともに成長してきた我が家の住み替え&リフォームのお話し
新婚時代は賃貸。 しばらくして子作りの為、2DKの中古マンションを購入。 子宝に恵まれ、そのマンションで3人の子どもを授かった。 子どもが小さいうちは「小さいながらも我がお城」と思って、内装リフォームや凝ったインテリアなど楽しんでいたが、3人目の子どもが生まれたころには、足の踏み場もなくなっていた。 小ぶりのベビーベッドですらリビングの大半をしめ、おもちゃの棚、カゴ、ぬいぐるみ、年に一度出番を待つひな人形や五月人形が押し入れを占拠し、ベビーカーや足けり幼児用バイクなどが玄関をふさいだ。 「このペースでは学習机なんて一人分すらムリだな…。」 一戸建て探しは長男が小学校に入るまで結局3年かかったが、立地、価格、環境とほぼ満足いく物件がみつかった。 「よかった〜…(安堵)」 新築、角地。2階建ての4DK。 1階はダイニングキッチンとフローリングの6畳間。 2階は6畳間が3つ。 人数に対して実質一間足りなかったが、 「子どもが大きくなったらリフォームでも考えよ〜!」 と気楽に考えていた。 しかし、子どもの成長は早く2〜3年であっという間に手狭になってきた


【ぼかし言葉】「○○とは思います」の “は”ってナニ?
「一万円からお預かりします。」 →ちょうどで渡してるけど? 「ご注文はこちらでよろしかったでしょうか」 → “ よろしい ” に過去形があったのか? 「こちらカツカレーになります。」 →今からカツカレーに? じゃあ、今はナンなんだ? おかしな接客用語(バイト用語)が根付いて久しいが、最近、私が気になっている言葉がある。それは…、 『商品自体はいいとは思います。』 『それが良い所ではあります。』 の、“は” ってナンなんだろう? 自分はこう思う!と断言しない言い方。言葉を明確にしないで、あとから追求されないようにする『ぼかし言葉』の一つかと思う。 日本人の謙虚さが生んだ処世術なのかもしれないが、接客の場面において言えばこのようにお茶を濁すメリットはあるのだろうか。 むしろ、 「この商品はとてもいいです。」 「そこが良い所です。」 と、はっきり伝えた方がわかりやすく、お客さまの信頼も得られるのではないかと思う。 例え、もし自分でお答えできないような質問をされた場合でも、 「わかる者に聞いて参りますので、3分ほどお待ちいただけますか?」 「お調べしてか

「お手にとってご覧ください」が嫌いな理由。
先日、お洋服を買いに行った。 自宅から電車で少し行ったところの、“やや都心”のファッションビル。 2階はお手頃な値段設定のショップが軒を連ねている。 フロア全体をふらりと見回ったあと、最初の場所に戻って目の前の店から順番に店内に入って行く。 日頃から接客に関してついつい辛口で見てしまう所があるので、なるべく良い所だけ見ようと心がけているのだが2件目くらいで、ふと違和感を覚えた。 「お手にとってご覧くださ〜い。(上下の抑揚つき)」 じっくり見てもらって、商品の良さを感じて欲しい。 もしくは、手に取ると欲しくなるという人間の心理をついた手法で売り上げにつなげるという趣旨の声かけの言葉なのだろうが、よほどセールでも無い限り、商品を片っ端から手にとって確認することはまず無い。 だが若い女性店員さんは独特なイントネーションで、 「お手にとってご覧くださ〜い。」と言ってきた。 『 うーん…いいのがあればね。』私は心の中でつぶやいた。 同じ店内。欲しいなと思っていた後ろ丈の長いスカートがあった。長さを確認しようと手にとって体に合わせて見ていた。するとまた、
