【子どもからの質問】「人は死ぬのになんで生きるの?」〜キャスト的解答〜
先日、SNS上でこんな質問を見かけた。
「人は死ぬのになんで生きるの?」
(写真はイメージです)
確かに、思春期の頃とか、
幼稚園の頃とか “人の死” というものを妙に考え始める時期がある。
こういう質問は我が家では出たことはなかったけど
そんな時は、さて…なんて答えたらいいのか…?
その投稿のコメント欄でも、
たくさんの方がいろんな意見を書き込んでいた。
大の大人が寄ってたかって真面目にこういう事を考える日本って素晴らしいなぁと思いながら、私も考えてみた。
「人は死ぬのになんで生きるの?」
…
答えはすぐ思いついた。(笑)
「人は死ぬのになんで生きるの?」
私:「ディズニーランドも帰るけど行きたいでしょ?」
このコメントには3ケタの「いいね!」がついて書いた私がびっくりした。
(記念にスクショでも撮っておけばよかった 笑)
でもなぜ、
「ディズニーランドも帰るけど行きたいでしょ?」
という答えに至ったか。
それは、私が元ディズニーキャストだったからに他ならない。
ディズニーのキャスト教育では、
『ディズニーランドは青空を背景にした巨大なステージ。』
と最初に教えられる。
だからディズニーで働く人は
そのステージで役を与えられ 役を演じる “キャスト” なんだと。
その教えはキャストをやめた後でも感覚的に私の中にずっと残っていて、
“私の人生自体が大きなステージ” と 今でも思っている。
つまり、
私の人生というステージに関わってくださる皆さんが大事なゲスト。
人生ストーリーの脚本には、私という主人公の他に、かっこいいヒーローも、悪役も、通りすがりの町人も、大道具を作ってくれる人も、いじわるな批評家も、観客も、、、すべての人が、私の 人生というステージ を構成する大事なゲスト。
“人生のステージ” はとにかく参加型。
辛いことや苦しいこともたくさんあるけど、
それ以上に大きな喜びがあり、学びがある。
多くの人と関わり、学び、エクスペリエンス(素敵な経験)を得る。
そんな楽しい人生、
死んでしまうとわかっているけど、
楽しまない訳にはいかない!
という訳で、
「このあとも、みなさんの人生というステージで、
どうぞステキな時間をお過しください!」