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【活動報告】新入社員研修のトレーナー指導
本日は、文京区にあります出版系企業さまの新入社員研修のトレーナー指導を行いました✨ 4月の研修当日は、担当者の方が講師をされ、私はアシスタントという形でフォローさせていただきます。
その事前準備として本日は、
・研修の全体の流れ、
・パワーポイント資料、
・口頭表現など、
①受け手が正しく受け取れるか、
②指導側の趣旨が正しく表現できているか…
をチェックしていきます。
特に注意したいのは、受講生である“相手の目線”に立てて指導できているかということです。
例えば、パワーポイントの資料で、
「君たちがこれから目指す目標!」という言葉があったとします。指導する側の気持ちとしては素直な言い方ですが、受け手側からするとどうでしょうか。「君たち」という言い方はどこか “他人事(ひとごと)” な感じがします。
そこで、「君たちがこれから目指す目標!」の「君たち」という主語を→「私たちがこれからめざす目標!」に変えます。
『細かいねぇ。そんなに大して変わらないでしょ…。』
と思ったそこのあなた。…そう、その通り!(笑)
この一文の修正だけでは、伝わり方は大して変わりません。
しかし、研修中の半日、何回、何十回と自分目線で話されるのと、「君は」「君たちは」と他人事(ひとごと)で話されるのでは受け手の沁み方が変わってくるのです。
つまり、“教育”とはいかに自分ごととして吸収させられるかなのです
ですから、ここは伝える側の責任の第一歩としてこだわっていきましょう!
…というような感じで、
私の細かい指導を真摯に受け止めていただきつつ、実践していただきつつ、約4時間の立ち稽古(事前指導)はあっという間に終わりました。