【子育てあるある】ついに来た!〜ピアノを捨てるタイミング〜
「最低1日10分でいい。」と決めても、
3人の子どもに毎日ピアノの練習を続けさせるのはやっぱり大変でした。 運動会の練習時期や、宿題の多い日。
さらに、中学になると部活の後などヘトヘトなのは見ればわかるので、
そこに向けて「ピアノやったの?」
というのは本当にかわいそうな気もしていました。
でも、1日でも休んでしまうと指の筋肉もすぐに落ちてしまうし、
今日は疲れちゃったから…とか、
昨日、少し長く練習したから今日くらいは…と、
やらなくていい理由ばかりを探す毎日になってしまうのは
子どもにとって良い思考習慣ではないと考えていました。
だから、
「ピアノやった?」
「ピアノは終わったの?」
と、元旦以外は毎日心を鬼にして言い続けていました。
心を鬼にした甲斐あって、
決めたことをクリアする気持ち良さは
しっかりと根付いたようでした。
さらに、末っ子が高校に入学してしばらくして、 「ピアノが弾けるってうちの学校では普通のスペックだったわ。本当やっててよかったよ。」なんて発言。 そして娘も、大好きな劇団に入るための音大受験では
声楽の先生についての勉強でも、
「あらためて1からの勉強ではなかったから本当よかったぁ、お母さんありがとう!」
なんて言ってくれて、こっそり涙の私。(おかげさまで先日、AO入試で某音大に合格しました。) しかし、そんな思い入れたっぷりのピアノも、
今は誰も弾く人はなく、
(娘も音大生にはなるけど、“家練”では夜になるから “消音機能”がついてないと使えないとの事で…)
我が家にも、ピアノ処分の検討時期が来てしまいました。
あー辛い…!
しかし、リビングで仕事をしている私のスペースも確保して業務効率も上げたいし、
このモヤモヤを抱えたままではいろんなことが進まないと思って、
一念発起、決断しました!
「ピアノを売ろう!」
処分までの段取り
①はじめに、家族のLINEグループで、処分検討を告知しました。
(軽い長男の抵抗。がんばって耐えろと励ましてスルー。)
②インターネットサイトでピアノ買取の一括査定に申し込み。
③連絡が入ったピアノ買取業者で一番高い査定額を提示してくれた所に連絡。
④引き取り日の決定。
⑤引き取り作業後、その場で買取金の受け取り。
という感じです。
今日はもう④まで来たので、もう迷いはありません。
というのも、12年前の購入時も中古で買ったので、二束三文だと思ったのに
買取提示額が購入時の半分以上!
思ったよりうんと高かったので、一瞬にして迷いが消えました(笑)
高い買取額の理由
①アップライトの中でも比較的小型なタイプで人気がある。
②茶色の木目で稀少性がある。
③クローゼットを改造した所に設置していたので日焼けによる色落ちが少ない。
④ピアノが1階に置いているので、階段がなく運搬の手間が少ない。
とのことでした。
あとは、ピアノ周辺の楽譜やらメトロノーム達とお別れすれば完了です。
今回の事でもいろいろ悩みましたが、
こうやってまた、親として達成感を味あわせてもらえて、
成長させてもらえて、幸せを感じています。
本当に、
「 子そだて人そだて ほど ステキな商売はない!」
そんな思いを噛み締められた出来事でした。
▼中学生の時の末っ子の練習風景