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【お小言を言わずに子どもに注意する方法】〜子育ては自己&洗濯との戦い〜

子どもが小さいうちの洗濯はうんちオシッコはもちろん、よだれ、食べこぼし、砂遊び、寝汗の量も多くてお昼寝をしただけでビショビショ…と、とにかく洗濯の回数は多い。

幼稚園、小学生になると何をしてくるのやら…泥、絵の具、習字と落ちない汚れをつけて帰ってくる。加えて、週末には体操着。兄弟で代わる代わる持って帰ってくる給食当番の白衣。

洗濯ネットに入れたり、入念な下洗いをしたりしていざ洗濯機を回しても、油断したころ投下される『ポケットに仕込まれたティッシュ爆弾の爆発!』…その威力はその日一日のこちらのメンタルをすべて持って行くほどだ。

中高生になると、汚れの内容も変わってくる。

学校から帰ってきた途端にわかる『臭い!!』。

スポーツバックに2〜3日熟成された日には、爆弾処理班を呼びたいくらいだ。

洗濯物のイメージphoto

そんなこんなで、ようやく子どもたちも大人に近づいてきて最近は自分で洗濯をしてくれる機会も増え、やれやれと思っていた矢先。

昨日、洗濯を回したのだが排水がされずに“洗い”で止まっていた。

原因はわかっていた。

何かがホースに詰まっている。

ホースを外し、針金で洗濯機の排水口をかき出す。

チャリチャリと音がする。

洗濯機の中の水をバケツですくい出し、全体が軽くなったところで洗濯機を斜めに傾ける。つっついたり揺すったりしながら排水させつつ、“チャリチャリ”を吐き出させる。

排水をバケツでキャッチしながらの作業だが、当然、床はビチャビチャ…。

それをバスタオルで拭きながら続ける。

さて、この作業はもう二度としたくない。

どう犯人たちにこのことを告げようか。

本当なら、帰ってきたもの順に捕まえて、怒鳴り散らして1時間づつお小言を浴びせたいくらいだった。

しかし、昨今でいうアンガーマネジメントやディズニーの伝えるテクニックを使うと、

職場でも家庭でも相手に変えて欲しい事を正しく伝えることができる。

コツは3つ。

①「意見」と「感情」を切り離して伝える。

② 数字で伝える。

③ 絵や写真で視覚的に伝える。

ひとしきり作業を終え、片付けをしつつ、上記を実践。

普段から洗面所での注意伝達に使っているホワイトボードに、詰まったピンドメやお金をセロテープで貼り付けた。

あった出来事のみを文章にして書き記した。

夕方、子どもたちが続々帰ってきた。

奥の居間で仕事をしている私の元に来て、

「お母さん。ごめんなさーい!」

「あ、あれ僕です。ごめんなさい…。」

「あ、ごめーん!500円玉オレだ。お母さんにあげるね!」

「いらんわw。もう、気をつけてね。」

子育てって、毎日が修行。

けど、ちょっとしたテクニックや、優先順位があると笑顔の時間が少し増やせる。

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